物覚えが悪い、が少しマシになる話
今回は物事を覚えるにはとにかく自分が行動してインプットしたことを実際に実行する、もしくは紙に書きだすなどのアウトプットが大事ということのついて書いて見ようと思います。
このブログを読んでくださっている方の中には一度で言われたことを覚えきれないという経験のある方がおられるかと思います。
私も正直物覚えが悪く、「さっき言ったよね?」というセリフを言われたことは数知れず、なぜ自分はこんなに物覚えが悪いのだろうかと何度も自問自答してきました。
まず前提として脳の記憶システムには一時的に情報をため込んでおける短期記憶と、何度も反復することで定着した長期記憶に分けることが出来ます。
物覚えが悪いという方は大半の場合この短期記憶に関しての容量不足に陥っていることが多いような気がします。
何故忘れてしまうのか?それはもともと容量が少ないというのもあると思いますが、それよりも記憶の整理が出来てない可能性があります。
よく頭の整理をしたいなら部屋をかたずけろ、という言葉がありますが、これはかなり理にかなっていて、物が多いということはそれだけ物の位置を覚える必要があり、それは無意識下でどんどん進行していきます、それだけ自分の記憶容量も取られてゆき、大事な仕事のことを忘れてしまう原因になります。
また、同じ理由で出掛ける時の荷物もできる限り少なくしたほうが良いようです。
あと短期記憶というものは上書きにめっぽう弱いものですので、おぼえておこうとおもっても呼びかけられて次にこれを覚えてくれと言われると、前に覚えたことを忘れてしまうということは結構起きます。
これを回避するためには出来るだけ短期記憶に頼らない、メモに取るなどの対策が有効です。
これには二ついいところがあって、ひとつは短期記憶のスペースを空けることが出来るということと、もうひとつは反復することで長期記憶のほうに覚えたいことが入るからです。
学生の頃は復習や宿題等で反復して物事を覚えることをしたと思いますが、それと同じことがメモを取ることでできるようになります。
更に記憶に定着させたいことがあれば一日の終わりに出来事や覚えたいことを箇条書きにしたものでいいので、日記を付けるというのがいいとおもいます。
何故かというと記憶というのは夜中寝ているときに整理され定着しますが、それまでに忘れてしまったものや重要でないと判断されたものは記憶から抜け落ちてしまいます。
それを防ぐため、覚えたいことの重要度を上げるための日記になります。
私は貰ったメモ帳に最低一行でもいいので書くか、それも面倒な時はカレンダーの下のほうに今日やったことを書き出して後でまとめてメモ帳に書き込んでいます。
これだけでも物忘れは格段に減らすことが出来ますので、興味がある方はぜひ試してみてみてください。
では。