先入観を捨てる為に(書き出そう)
2021/09/09(thu)
連続更新55日目です。
おはよう御座います。
今日のお題もユダヤの教えからです。
これでユダヤシリーズは終了になります。
今回のお題はこちらになります。
千を聞いて百を知る(決めつけるな、質問しろ)
簡単にいうと、言葉って万能ではないですよ?という事です。
百聞は一見にしかずという言葉があります。
こちらは100を聞くより1回見た方が確実という意味ですが、それに近いものがありますね。
違いは一回見た方が確実というところと、聴いただけでは不十分だから積極的に聞きましょうというところだと思います。
結局のところ、言った言わないというすれ違いの防止や、注文と違うということをなくすための教えですね。
例えば、散髪の時などがわかりやすいのですが、注文したのと何か違う仕上がりになっている、ということは少なからずあると思います。
これは、顔や頭の形、切ってくれる人のセンスによっても変わってくるのである程度はしょうがないのですが、注文の仕方によってある程度はコントロールする事ができます。
例えば、切るときに「普通に切ってください」という人は圧倒的な情報不足です。
そもそも普通って何ですか?っていう話です。
普通という言葉ほど曖昧なものはありません。
自分が髪を切る立場で言われたらどうでしょうか?
いや、どう切ればいいんですか?ってなると思います。
こういうやり取りで自分の思い通りになるわけがないんですよw
と、実際はこういう情報不足のやり取りって結構あったりします。
特に話し言葉のやり取りの場合はそうなりやすい傾向にあります。
なぜかというと、ログどりが出来ないからですね。
要するに記録しなさいという事なのですが、文章に書き出すと要点がまとまって、内容が分かりやすくなるという事は良くあります。
特に箇条書きのように簡潔である程好ましいです。
そして、その書面を元にわからない事があれば、出来れば不明点も書き込みつつ質問していけば、問題点が表面化して、いい質問が出やすくなると思います。
流石に散髪の時に紙を持ち出して打合せをするというのはやり過ぎな気もしますが、すれ違いは間違いなく少なくなると思います。
皆さんも質問事項を書き出すなど、表に出してから聞く癖をつけましょう。
きっと、今まで見落としていた事が見えてくるはずです。