変わりたくないは危険な思考であるという話
2021/10/12(tue)
連続更新85日目
現状維持は危険な事
私もつい2年くらい前までは変わりたくない、自分の好きなことのために一生生きて行くんだろうと思っていました。
しかし、それはそれは無理だということに気づいて最近は変化すること、そしてそれを楽しむ事を基準に日々頑張っています。
しかし、周りを見渡して行ってみると、意外にも時代の変化についていけてない人が多いので、今回はこの記事を書くことになりました。
自分が変化しなくても周りが変化していく
私は、92年生まれなので、基本的にはミレニアル世代ということになるはずです。
この世代は、一応インターネットと共に育ってきた世代ではあります。
しかし、スマホの台頭でそこから下の世代とは明らかに幼少期、もしくは学生時代の過ごし方に大きな差があることを感じます。
昔は、携帯電話こそありましたが、できることといえばweb検索やメール、通話程度のものでした。
しかし、現代の若者はSNSやアマゾンでの買い物、動画視聴など、ありとあらゆるコンテンツにアクセスし、自在に使いこなしています。
これらを使って億単位のお金を稼ぎ出している高校生もいるほどです。
私も詳しい方法は調べていないのですが、現代ではスマホで完結するバイトもあるようですから、うまく組み合わせて行くと可能なのでしょう。
こうした世界が現状既に出来上がっているわけです。
高校生が億単位のお金を稼ぐというのは僕たちの世代では考えられませんでした。
自分の考えられる範囲では、親が既にお金持ちとかでなければそんなことはあり得なかったと思います。
技術の進化で知識さえあれば、稼げる時代がやってきているのです。
こうなると、会社に週5日通勤して働くという常識自体が崩れ去ってしまいます。
所有物も変化していく
例えば、昔は新築の一軒家を買って、車があり、余裕のある家庭には犬がいる。
という価値観がありました。
だいぶ古い価値観ですが、今でも田舎の方ではこれを実際にやってしまっている人が多いです。
昔は、80年代のバブル崩壊まで、家の資産価値は基本的に上昇していたはずです。
だからこそ、一軒家を買うというのは投資として成立していました。
いざとなれば売り払えばいいというのが出来たのです。
ですが今現在新築で家を買うということには投資的な価値は見いだせません。
基本的に買った時点から減価償却を始めてしまうためです。
こうした状況では、高いお金を払って買ってしまうより、借りる方が身軽で融通が効くということが起きてしまいます。
いつでも引き払うことが出来ますし、仮に建物自体がなくなるとしてもこちらの損失はほとんどありませんからね。
現に、持ち家派より賃貸派という人もここ数年でだいぶ増えてきたのではないかと思います。
もう一つ例を挙げると車がいらないという方も増えています。
最近は駅近に住んでいる人は車は基本なくても生活できます。
最近はカーシェアサービスというものが広がってきていますので、一月に2〜3回しか乗らないという方はそちらを利用した方が返って快適だったりすることもあり得ます。
契約も、ネットで完結するものが多いように感じます。
むしろ、場所によっては駐車場がなく、車が邪魔という方も出てくると思います。
このように、時代の変化によって、今まではベストだった選択肢が、全然そんなことなかったというようなことが起きてしまうのです。
対応するには自分から変化して行くこと
このような変化に対応するには、やはり絶えず自分をアップデートさせて行くしかないというのが僕の結論になります。
確かに現代日本では、賃金は上がらず、現役世代の人口減少により、ひとりひとりの抱える仕事量は増えていると思います。
しかし、基本的に人間の生活水準というのは上昇しています。
今は月額1000円くらいで映画やテレビ番組が見放題だったり、いろんなコンテンツが格安で手に入る時代になりました。
それらを存分に使い倒して生活するのが今のベターな生き方になるのではないかと僕は思っています。
時代に取り残されるな
僕もつい最近まで、ものや自分の立ち位置に執着して過ごしている日々がありました。
しかしそうした背伸びのした生活というのは、大体が自分の首を自ら絞めている行為になっていることが多いです。
それが納得できるのならいいのですが、私にはどうしても納得しきれない部分がありました。
結局の話、現状維持でいると、時代に取り残されることになります。
それだけは絶対に避けましょう。
少しでもいいので、前に進み続けること。
これが、結局自分が生きやすくなる方法の一つだったりするのです。