失敗の仕方を知ろう
2021/09/27(mon)
連続更新70日目
失敗って嫌な響きですよね
今日は失敗に関して、深堀していきたいと思います。
皆さんは失敗という言葉に対してどういうイメージを持っていますか?
僕は、どうしてもネガティブな印象を持ってしまいます。
というのも、僕らは教育の過程で失敗すると基本的に怒られるからです。
失敗して褒められる人というのはあまりいないんです。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、これはトータルで考えるとややまずい考え方です。
まず、失敗しない人間はいません。
どんな立派な人間でも必ず失敗はします。
では、そんな時に僕たちはどんな心理、やり方で失敗と向き合っていけばいいのでしょうか?
失敗ではなくうまくいかない方法を見つけただけ
まず、なぜ失敗がいけないのでしょうか?
おそらくですが、失敗という単語の持つイメージです。
失敗したーというと、もうそれだけで自分がネガティブになっていきますよね?
そこで、見出しのとうり「うまくいかない方法を見つけた」と思うようにしましょう。
これだけでも心理的に前向きになります。
そして、うまくいかない方法を見つけたととなえると、ほぼ自動的に「では、うまくいくにはどうしたらいいのだろう?」という問いを自分に与える事ができます。
落ち込む時間が0になります。
これが生産性を高める為には結構重要な施行法だったりします。
みんな失敗を恐れ過ぎ
そもそも日本人は失敗を恐れすぎです。
この恐れるという心理状態は生存本能として大事ではあるのですが、過剰に働いてしまうと今度は何もできなくなってしまうというデメリットも備えています。
特に若いうちは失敗をすることはマストといっても良いかもしれません。
人間に限らず、犬でも歳をとれば失敗を恐れるようになります。
そして余計な行動をしなくなります。
こうすればこうなるというのを彼らも学習するのでしょう。
逆に言えば、失敗をしなければいつまで経っても成長しないということです。
過保護な親に育てられた子供などはそうなのかもしれません。
うちも基本的にはそんな感じでしたので、会社に入ってからはしばらく苦労しました。
失敗の仕方を知ろう
世の中には、許される失敗と許されない失敗があります。
例えば、許されない失敗とは、その後にリカバリーできない、つまり取り返しのつかないことをしてしまうことです。
人が怪我をして労災になってしまうとかそういったことは、もう取り返しがっつかないので全力で止めなければなりません。
対して、許容できる失敗とは、例えば前例のないことをしようとしてかえって効率が落ちてしまったという事例です。
確かに失敗だったのかもしれませんが、うまくいけばもっと効率が上がる可能性はあったわけです。
もしかしたら、多少の改善でそれが現実のものになることもありえると思います。
もちろん、時間に余裕がある時だけの特権になりますが、こういった失敗は僕はありだと思います。
このように、単に失敗といっても、小さい失敗と大きい失敗がありますので、できれば小さい失敗を繰り返して、失敗の仕方を学んで欲しいです。
そうしているうちに、大きい失敗を回避する直感のようなものが芽生えてくるはずです。
その直感を見逃さないようにしましょう。(大抵その直感は当たります)
その感覚があったら、徹底的に対策です、見逃したり、まぁいいやとほったらかしにしないようにしましょう。
こうした行動を取ることで、細かいミスも減ってくると思います。
しかし、ここでまた新しい問題が出てきます。
そこでまた、小さい失敗をしながら成長していくわけです。
人生というのはこの繰り返しです。
決してこのループから逃げないようにしましょう。
たまに横道にそれるくらいならいいかもしれませんけどね・・・
そんな感じで、自分を高めていくと、ある程度時間が経った時に、いつの間にか遠くに来てしまった感覚になれるのではないでしょうか。